TR_SurfaceProjectorはポリゴンやシーンノードを、任意の平面やジオメトリ表面へ投影する事が出来るスクリプトです。
平面はポリゴン選択や他のノードから取得出来る他、平面の向き、位置、投影方向を個別に設定する事が可能です。
スクリーンショット
機能
平面モード
- 選択したポリゴンオブジェクト等から平面を定義する事が出来ます。
定義した平面はシーン上には表示されませんが、数値上でコントロールする事が出来ます。 - 数値は面法線(面の向き)、面オフセット(面座標)、移動ベクトル(投影時の移動方向)があり、個別に取得・設定する事も出来ます。
- ポリゴン選択の場合、頂点選択なら頂点法線、エッジならエッジベクトル、面なら面法線から平面を定義します。
- 特殊なケースとして、頂点を3つのみ選択していた場合、その3頂点を結ぶ平面が定義されます。
- 編集可能ポリゴンの他、ポリゴン編集モディファイヤ、ポリゴン選択モディファイヤ、メッシュ系モディファイヤにも対応しています。これらのモディファイヤは、オブジェクトを跨いでいてもOKです。
- ノード選択の場合は、そのノードの向きと座標から平面を定義します。
メッシュモード
- 指定した任意のオブジェクトの表面へ投影する事が出来ます。
- オブジェクトはジオメトリを持った全てのオブジェクトを指定可能です。
ex. メッシュ、ポリゴン、パッチ、Nurbsサーフェス、ボーン、etc…
ただし、スプライン等のサーフェスを持たないオブジェクトは不可です。 - 移動方向はベクトル指定の他、最接近点への投影も可能です。
投影
- 選択した任意のポリゴンオブジェクトまたはシーンノードを、設定した面上へ投影する事が出来ます。
- ポリゴンで頂点以外を選択していた場合、内部的に隣接する頂点を取得し投影します。
- シーンオブジェクトを選択していた場合、投影面に合わせてオブジェクトを回転させる事ができます。この時、オブジェクトのZ軸が面法線の方向を向くように回転します。
- 回転機能はメニューからOFFにする事も出来ます。
その他
- UIは日本語の他、英語にも対応しています。（英語力はともかくとして…）
言語は、使っているMaxの言語に合わせて自動で切り替わります。 - 将来的にはスプラインやFFD、モディファイヤ・ギズモにも対応したいですが、もしかすると有料版を作るかもしれません。
ダウンロード
インストール
ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、中に入っているMZPファイルをMaxのビューポートにドラッグ＆ドロップしてください。
自動的にインストールが行われ、以下のマクロが追加されます。
Category: TrTools
Macro: TR_SurfaceProjector
ツールバーに登録する等して実行してください。
ログ
| Version | Date | |
|---|---|---|
| 1.20 | 2018/10/15 | ファーストリリース。 |
| 1.30 | 2018/10/28 | [Fix] 頂点オフセットを正しく取得できない問題を修正。 [Change] UIのデザインを変更・レスポンスを改善。 |
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